タンパク質とは?簡単に解説してみた
今日は勉強チックな記事を書きます。タンパク質とは何か、は、個人的に絶対知っておいた方がいいと思う知識なので、是非興味を持って下さった方に読んでもらいたいです。
がっつり専門的に解説するのではなく、タンパク質の概念を理解してもらうことが目的です。
早速タンパク質とは何か説明していきます。
いうなれば、タンパク質というのは、アミノ酸が沢山集まった物です。
では、アミノ酸って何なの?という疑問が当然生まれてきますよね。
アミノ酸というのは何個でも横に繋がることのできる構造単位です。磁石がN極とS極で何個もつながっているのを想像して下さい。
その磁石一個一個がアミノ酸で、磁石が沢山つながったものをタンパク質と人間が便宜上呼んでいるのです。
タンパク質(磁石が沢山つながったもの)を作るのに使えるアミノ酸(磁石)は20種類あり、それぞれ化学的な性質が異なります。
20種類のアミノ酸(磁石)を好き勝手につなげていけば色々なタンパク質(構造物)を作りだすことができます。
しかし、特別なタンパク質(構造物)のことを話したい時に「あのタンパク質さぁ・・・」といっても、どのタンパク質(構造物)か全く伝わってきませんよね?
なので人間はこれまた便宜上特別なタンパク質に名前を付けています。それが良く耳にする「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」といったものです。
ここで注意するべきは、タンパク質は消化の過程でバラバラにされ、アミノ酸にされてしまう、ということです。
しかし、体にいいとされるコラーゲンもヒアルロン酸もタンパク質なので、一度必ずバラバラにされてしまいますが、タンパク質がアミノ酸になるだけなので、再びコラーゲンやヒアルロン酸を作りだすことが不可能とはいいきれないでしょう。
部品が過不足なくあるので、再び元の形を作れるかどうかはその人にかかっていますが、少なくとも部品はある状態にできるので、この手の美容タンパク質摂取することが全くの無意味とは言い切れません。
ちなみに「酵素」もタンパク質の一種ですが、かなり特殊なタンパク質で、化学反応を促進するはたらきを持っています。タンパク質ですが、これまた、人間が便宜上「酵素」と呼んでいます。何言ってるか解らなくても大丈夫です。
酵素はめっちゃ特別なタンパク質なんだ、くらいの認識でいいです。(その酵素にも特別な名前をつけて呼んだりしているのですけどね。)
話をアミノ酸に戻します。
20種類のアミノ酸の中には人間が自力で作れないものが九種類もあります。人間が自分で作れないアミノ酸のことを必須アミノ酸と言います。
別に覚える必要はないですが、具体的な名前を出すとフェニルアラニン、ロイシン、バリン、イソロイシン、スレオニン、ヒスチジン、トリプトファン、リジン、メチオニンです。
よく「健康のためにタンパク質をとれ!」と聞きますよね?それは自分で合成できない必須アミノ酸を食べ物から取り込まなければならないからです。
人間の体は水とタンパク質でできているようなものですから、タンパク質の元であるアミノ酸が足りていないと病気になってしまうのは、当然の流れと言えるでしょう。
お肉やお魚、お豆腐が体に良いと言われるのはタンパク質が沢山含まれているからです。
絶対毎日食べましょう。
以上、タンパク質の簡単な解説でした。
この記事を読むと、どうしてこのサプリメントが体にいいのかよりわかりやすくなっています。